息子が通信制高校に通っていました。
入学前に下調べしたり、実際に見学に行ったり、保護者会などで先生や生徒さんと接してみて思ったことがあります。
私は、恥ずかしながらそれまで通信制高校に入学するのは、全日制の高校に入れなかった人や、進級できずやむを得ず転校してきた人ばかりだと思っていたのです。
しかし、実際に通信制高校に通っている人は、上記のような理由の人もたくさんいらっしゃいましたが、そのような方ばかりではないのです。通信制高校とはこんなに魅力のある学校だったのか、と改めて感じました。
家庭の事情で当時は高校に進学できなかったが、働きながらでもどうしても高校を卒業したいと勉強をしている人。
基本的に自宅学習でレポートを提出し、通学は週に2回ほどなので土曜日の授業と有給などを利用していました。
早くに子供を産んだので高校を卒業できなかったが、子供が大きくなってわからないことを聞かれたときに答えてあげたい。
と、勉強を再開した若いママさん。
また、全日制のように校則が厳しくないので、好きな服装で通学できることを魅力に感じる人もいるでしょう。
他にもさまざまな理由で通信制高校を選択した方がいらっしゃると思いますが、なんといってもその魅力は、「学びたいと思った人が学びたいと思ったときに学べる場所」なのではと思います。
広く受け入れてくださるので、おおらかな性格の先生が多いところも魅力のひとつと思います。